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    • 2017.06.25 Sunday
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    ビルマホシガメの成長記録 + 甲羅成長のメカニズム、結石予防

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      リクガメキーパーのみなさま、近頃いかがお過ごしでしょうか。

      関東地方は近頃天気が良く、アカアシは屋外飼育、ビルマベビーも毎朝の日光浴が日課となっております。

       

      本業の論文・著作の執筆等々に忙殺され、アメリカのブリーダーの紹介記事を書くための、まとまった時間を確保できずにいます。

      このブリーダーは、ヘルマンリクガメの繁殖技術(地域差によって孵化、雌の作出方法が異なるらしい)等も開示しているので、いずれ記事にしていこうと思っております。

      日本でもヘルマンリクガメのブリーダーは多いようですが、繁殖技術については、経験からの手探りの部分もあるようですので、多少参考になるかもしれません。

       

      さて、今回は迎えてから1ヶ月になるビルマホシガメベビーの様子を紹介したいと思います。

      生後半年で、ブリーダーのもとで少し育った状態で、販売されておりました。

      ブリーダーの方の愛情が詰まった「手引き」が添付され、親個体および繁殖個体の飼育環境、給餌内容、日々のメンテナンス、繁殖に向けた発情のさせ方、孵卵方法が記載されておりました。

       

      家に来て間もない頃の写真です。

      少しだけ甲羅がモコッとしていると思われる方もいるかもしれませんが、個性です、個性。

      「甲羅のボコつき」といわれる現象は、英語でピラミッティングと言います。

      リクガメの甲羅は、旧甲版の下に、旧甲版より少し大きいごくごく薄い甲版ができるメカニズムによって成長していきます。

      ミルクレープを作る要領です。

      ですから、甲羅が突起するのではなく、新甲版が厚く成長することで、旧甲版層が徐々に隆起するのです。

       

      さて、この子の話に戻りますが、迎えた時から食欲旺盛で、私が誤って与えたツツジを食べてしまうほどでした。

      皆様もご注意を。季節は終わりましたが、桜の花びらも、ご注意下さい。

       

      給餌内容は、迎えた当初はブリーダーに倣い、数種の野草とトマトを細かく刻み、ごくごく少量のふやかしたフードを混ぜた「特製サラダ」を提供していました。

      ただ、愛情が裏目に出てしまってからは、飼育者が気負いすぎるのも良くないので、ヤブガラシやタンポポ、ノゲシなどの野草を数種そのまま与える方向にシフトしました。

      1日の給餌回数は2回で、朝の温浴後が野草、夜の就寝前が水分補給を目的としたレタスです。

      屋外飼育のアカアシでさえ、沢山食べる日もあれば、活動量を抑え殆ど食べない日もありますので、食べる量はそれほど気にしていません。

      レタスだけはどんな時でも、体の倍以上食べますが。

       

      レタスを与える目的は、体内での尿酸の結晶化のリスクを避けるためです。

      我が家では、日光浴と温浴、水分量の多いレタスで、利尿を促しています。

      屋外飼育中心のリクガメが結石問題を抱えたとの報告は目にしないので、これはケージ飼育中心のカメの問題でしょう。

      太陽光による自然な代謝サイクルが維持できないために、尿酸の結晶化が目に見えないところで進行すると考えるべきだと思います。

       

      さて、そんなこんなで約1ヶ月たったベビーが、こちらの写真です。

      これからカメを食べるために計量中です。

      嘘です。

       

      餌の摂取量はそれほど気にしていませんが、12gの増加です。

      これが成長なのかどうなのか、私にはよくわかりません。

      カメは消化しにくい雑草を、数日間かけてゆっくり消化していきます。

      動物病院でレントゲン撮影した経験のある方はご存じかと思いますが、数日食べてないリクガメも、健康な場合、腸内に草などがびっしりと詰まっています。

       

      日光浴を頻繁に行っているので、新甲版ができてきたようです。

      こちらの方が成長の目安ですね。

      太陽光万歳。

       

      横から見た写真。

       

      正面の写真。

       

      尻の写真。

       

      上からの写真。

       

      腹甲の写真。

      ここのところ、世界中でテロが起きています。

      イギリスのマンチェスター、インドネシアのジャカルタ、アフガニスタンのカブール、イラクのバクダッド、ロンドン。

      犠牲者とその家族に、お見舞い申し上げます。

       

      今週も皆様にとって、平穏で良い一週間になりますように。

       

      Copyright (C) 2013-2017 ちゃかぽん(Sug) All Rights Reserved.

      JUGEMテーマ:カメ全般


      シリア産ギリシャリクガメ Greek Tortoise from Syria

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        4年前に我が家にきた、シリア産ギリシャリクガメのラム太郎(♀)。

        甲長18cm、体重1193g。

        昨日シリアに関する記事を書いた理由は、たまに意見を求められて解説すると意外と知らない人が多いことと、ラム太郎を紹介するためでもあった(当該記事はこちら。シリア内戦はなぜ終わらないのか)。

        ショップでは2ヶ月間、キャベツを少ししか食べず、隔離されていたほど弱っていたのにもかかわらず、現在ではよく食べ、良く歩き、病気もせず、寒さにも強い(おそらく、冬場でも10度ぐらいある部屋ならば無加温でも生きると思われる。)。

        性格も太々しく、他のカメが食べているものも積極的に奪い、屋外で寝床を取られたものなら、相手が場所を空けるまで、ラガーマンなみにタックルを続ける。

        久々に洗ってみたが、意外と綺麗な色。

        採取前の自然下での落下によるものと思われる癒着があったが、カッターで少し切り込みを入れた後は順調に成長。

        歯ブラシで甲羅の隙間の土を落とせば、もう少し見栄えは良くなりそう。

        水に濡らしたからこの感じなのではなく、一日外に出した後が次の写真。

        実は艶色がそこそこよかったのだと再認識。

        (実は上の写真二枚とも、カメの左足と格闘しながら撮影。力が強く、爪も伸びたので、かなり痛い。)

        ヘルペスでギリシャリクガメも一匹になったため、手放すことも考えたが、爬虫類飼育者らしからぬ情のせいで、未だに家に居る。

        たぶん5回くらいは売却を考えた。

        その度に、「良い引き取り手ではないところに行ったら可哀想だな」と思い、飼育し続けている。

         

        もっとも、売ったところで、アダルトサイズのシリア産ギリシャリクガメの需要など、ほとんどないだろう。

        ヘルマンリクガメやマルギナータリクガメのCBが安定的に流通するため地中海リクガメの中でも人気が下がり、しかもレアな亜種でないギリシャリクガメは欲しがる人も少ない印象。

        イベラギリシャでさえ値崩れし、現在高値を保てているのはキレナイカ・ギリシャリクガメぐらいだろうか?

        シリア産ギリシャリクガメでブリードする人は、ほとんどいないだろうな・・・。

        もしいるのであれば、教えて欲しいぐらいです。

        4月から11月は土庭で歩いているので、足の付け根もガッシリし、ワイルドならではの力強さがある。

        野草・雑草をメインに食べているので、嘴も伸びずに研磨されている。

        我ながら、とてもバランス良く育っていると思う。

        後ろ足も逞しい。

        野生個体の魅力が余すところなく詰まったリクガメだと思う。

         

        I’ve been keeping a Syrian Greek tortoise, named Rum, for 4 years.

        Her size is about 7 inches now.

        She has got good health and never got any illnesses. Of course, she walks and eats very well every day. 

        She is rude to eat other tortoises’ food and sometimes attacks them to get her favorite place like a rugger man.

        These kinds of Greek tortoises are imported on a massive scale from Middle East to Japan every year, but except for Ibera and Cyrenaica Greek tortoises, they are not popular because of not having brand value.

        I feel interested in her leg’s muscularity and eyes’ sharpness. I’m sure that only wild-caught tortoises have these attractions.

         

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        リクガメの病気

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          飼育本やネット検索で飼育マニュアル(必要機材や設置方法、設定温度、給餌内容)がわかる現在では、初めての方がリクガメを死亡させるケースは、格段に減ってきたと思われます。

           

          もちろん、野生個体(WC)のアダルトや輸入直後のトリートメントされてない個体、元々状態の悪い格安個体を買った場合や、多種多頭飼育をした場合は別として。

          野生のアダルトは難しいです。当たりを引けば生命力が強く、ちょっとやそっとのことでは病気しないかもしれませんが、外れを引けば、拒食や感染症、突然死してしまう。

          人間でも他国の慣れない気候や環境、食事で体調を崩し、下痢や嘔吐するのだから、想像してみれば当たり前の話でもあります。

           

          リクガメの病気の原因は、自分自身の場合、長期飼育経験による油断や過信にありました。

          約10年間で経験したリクガメの病気を整理したいと思います。

           

          1.鼻水・くしゃみ

          症状軽度1回、重度1回。

           

          ・重度「肺炎」

          症状:片方の鼻から鼻水。時よりくしゃみ。加温や温浴後も何も口にせず。活動量の著しい低下。

          原因:ギリシャリクガメの冬眠に失敗。

          治療経過:入院治療により一命を取り留める。入院二週間で治療費は4,5万円。

          教訓:ギリシャリクガメでも亜種が明確でない個体の冬眠を避けること。イベラ種など冬眠が可能な個体でも、保温飼育歴が長い場合は、死亡リスクも覚悟の上で挑戦すること。

           

          ・軽度「鼻水」

          症状:鼻の奥に痰が詰まった様な音を時々出す、翌日に少量の鼻水。食欲あり、食事量多め。前日の日光浴の際、数時間庭を歩くほど活動量あり。

          原因:飼育環境の不衛生。冬場、ビニール温室のビニールの内側に微量のカビが発生。設定温度の急激な変化がなかったため、カビ等を原因とした感染症と考えられる。

          治療経過:抗生物質の注射と投薬。温度を通常より高めに設定。治療費は5〜7千円。

          教訓:温室や密閉による飼育は、保温・加湿面では安心だが、急激な衛生環境の悪化が起こりうる。ケージ内を清潔に保っていても、見えにくいところも定期的に確認すること。温室では複数個体キープしており、丈夫な個体は平気だったが、敏感な個体が環境の悪化に耐えられなかった。

           

          2.ヘルペス

          別記事参照。

          ヘルペスウイルスによる感染死。

          治療経過:好転せず死亡。治療費は、レントゲンや注射等で1〜1.5万円。

          教訓:消毒液の常備。体長不良個体の隔離(可能ならば別の部屋)。異種の同ケージキープの禁止。

           

          3.眼の腫れ

          症状:5月頃の日中の屋外飼育中、アカアシガメ野生個体の片目が腫れ、食欲を失う。見えづらく食べにくいためか、食事を諦める姿を目にする。

          原因:特定できず。前日の日中にスコールがあり冷えたか?病名は感染症。

          治療経過:抗生物質の注射と目薬。レントゲン撮影をお願いしたところ、腸の中には庭の雑草らしきものが沢山あり、カメの体調悪化で見られる腸のガス溜まりもない。目薬を続け2日ほどで食事を再開、1週間後には完治。治療費は1.5万円(レントゲン代を含む)。

          教訓:野生アダルトは突如として病気を発症するケースがある。環境の変化に敏感なので、飼い主側が「弱い個体」であることを十分に自覚すること。

           

           

          戒めのために整理しました。

          我が家では、葉野菜を毎日大量には与えませんので、「異変+好物を食べない」は危険信号です。

          毎日小松菜など葉野菜を与える場合は、空腹でないため食べないこともあるでしょう。

           

          私の場合、リクガメの病気の原因の多くは、油断や奢りにありました。

          爬虫類を扱う病院が遠くない距離にあるため、ヘルペス以外で死亡しなかったのが不幸中の幸いです。

          飼育個体には病気知らずの個体も複数いる一方、病気する個体は何度も体調を崩しています。

          もしかすると、自然下であまり強くない個体なのかもしれません。

          それでも、せっかく手元に来た命ですから、大切にしてあげたいものです。

          アカアシガメアカアシガメ

          アカアシガメ


          新居のカメ庭整備

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            昨年秋に転居。

            カメのために専用庭付きの家を探したが、残念ながらコンクリート。

            そこで、「どこでもガーデン」なる商品を買い、内側にシートを敷いて、土庭を用意。

            もちろん大家から許可を取得済み。

            400リットルの土で足りなかったが・・・、久々の土庭にお喜びの様子。

            枠の高さまで土を入れ、土とコンクリート部分の行き来を可能にし、最終的に裏庭まで開放予定。

            カメのためにマンションを諦め、カメのために都心から少し離れ、カメのために大量の土を買う。

            生類憐れみの令。失笑


            それでも、楽しそうに歩く姿が見られて幸せですよ。

            本当に楽しいかはわかりませんが。笑い

            アカアシは日が落ちるまで歩き続け、ギリシャリクガメはひたすら雑草を食べ続けていました。

             

            夕方に回収。

            冬の間の謹慎生活、お疲れさまでした。

             

            JUGEMテーマ:カメ全般


            メシ ヲ ヨコセ!!!

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              新しいオモチャを見つけ熱中するあまりブログを忘れてしまっていた。
              オモチャといっても、医療に関する知識だが。
              すべての先進国が抱えている問題ですが、医療の需要供給システムはこのままだと機能不全になりますね。
              枝葉ばかりを見て幹を見ないと、問題はより深刻化するでしょう。

              我が家のカメさん。
              関東も梅雨入りしましたが、気温が高いため室内には入れず、屋外暮らしです。
              雨が強い日の夜などはビニール温室に入れますが、それ以外はカメの生命力に任せです。

              先週の土曜日ですが、窓を開けると「えさをくれ」と言わんばかりに「楽ちゃん」が迫ってきました。


              可愛らしいので写真を撮りましたが、ここまで要求することはほとんどないので、相当空腹なのでしょう。


              スーパーで買った小松菜の根は、ここまで大きく成長しました。
              カメたちに与えることに。


              黙々と食べているので、どうやら美味しいようです。


              家庭菜園は農薬量などを自分で調整できるので安心ですね。
              無農薬が一番ですが、葉ものは虫に食べられてしまいます。木酢や竹酢を吹きかけても虫は食べますからね。


              桑の実もあげました。
              雨が降り始めると実も大きくなりますね。
              写っているのは木の根元に落ちて蟻が食べていたものなので萎びています。


              おー、美味いか。視線をありがとう。


              「らむ太郎(♀)」の口の周りが紫に。


              この後他の子たちも来て、桑の実を食べていました。

              この日は朝から大変癒やされました。
              先週ですが。

              水分補給を忘れずに。

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                ここのところ非常に暑く、人にもカメにも?厳しい日々が続いています。
                今週は、桑の葉と実、カブの葉と皮、アスパラ、小松菜の茎、スイカの皮などを与えました。
                こう見ると非常に野菜に偏っていますね。
                野菜類は人間の調理くずなので、日によってカメたちは非常にお腹を空かせています。

                今朝がそれだったようで、スリナムWCのアカアシリクガメ「ぼの(曙)」が、餌場でガサガサしていました。
                多少は私を見慣れてきたのか、甲羅に入ることなく、少しずつ離れていきました。

                カメ用にストックしてある野菜を忘れていたので、腐る前に与えます。
                レタスとスーパーで割引だったサニーレタスです。
                我が家の食卓を支える某スーパーは見切るのがとても早く、賞味期限の3日前には半額にするので、ヒトも大変重宝しております。


                レタスは栄養価が低いとされていますが、見方を変えれば、低カロリーでの水分補給になります。


                カメラ目線。
                凛々しい顔をしています。


                27僂曚匹△襪里如一口も大きい。


                我が家に来て2か月がすぎましたが、当初ほど警戒する視線ではないですね。


                美味しいのか、少し嬉しそうな表情に見えます。
                それにしても大きな澄んだ瞳。こちらが観察されている気分になる。


                「楽ちゃん」も出てきたので、サニーレタスを。
                こちらを見ることもなく食らいついています。彼女が私を見るときは、餌をねだる時ぐらいでしょうか。


                真剣な表情も可愛らしいです。


                最近、カメたちの表情を見る機会がなかったので、写真を何枚も撮ってしまいました。

                とても暑いので熱中症などにご注意ください。
                カメにも厳しいと言いましたが、このくらいの気温と湿度が過ごしやすそうですね。直ぐにお腹が空いて何度も餌場に来ていました。
                暑さも和らいできたので、これから雑草採集にでも行ってこようかと思います。

                我が家の桑の木の管理方法。

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                  カルシウム豊富で、葉も実もリクガメの嗜好性が高い桑。
                  桑の葉や実を採集していると、ご老人から「蚕でも飼ってるの?」、「小さい頃、桑の実を潰してジュースにして飲んだよ」など声をかけられたりします。

                  桑にも、ログワ、ヤマグワ、カラヤマグワ、ケグワなど、いくつかの種類がありますが、園芸店などで手に入れやすいのはヤマグワでしょうか。
                  現在育てている桑の木は二代目で、一代目は5年ほど前アパートのベランダで育てていましたが、夏の長期出張で枯らしてしまいました。

                  桑の木は地植えするとよく育ちますが、一年で驚くほど伸び、数年で大木になるので、思い切った決断が必要となります。
                  地植えせずにもっとも効率よく育てるのは、特大の鉢で、鉢の下数センチを地面に埋めて育てることでしょうか。
                  水をあげ忘れても枯れないし、一年に一度地面から掘り出して根を切れば、庭に根付くこともないでしょう。
                  葉が全部落ちた冬に枝を切り戻せば、翌年もたくさんの実を付けます。


                  実が色づきはじめたら水を多めにあげると、実が大きくなります。


                  園芸用液体栄養剤も10日に一度ほど与えています。
                  病気になっている葉もありますが、カメが食べるものなので薬剤散布はしません。
                  気になる場合は取り除いています。


                  枝を振って地面に実を落とし、各々に自由に食べてもらっています。


                  前日の夜、家の近くから桑の葉を採集し庭に投げておきましたが、朝には乾燥し始めてます。
                  瑞々しさがなくて戸惑い気味!?


                  乾燥していても食べるので、あまり気にしていません。
                  (注。アカアシリクガメは結石ができないので、水分量が少ないものを食べても結石の心配がありません。また、毎朝新鮮な水をトレーに入れ、好きな時に飲めるようになっています。)


                  「こんなカサカサした葉じゃ腹が満たされん」と言わんばかりに、夕方に餌場をウロウロする「楽ちゃん」。


                  野菜くずで我慢してもらいましょう。
                  ピーマンのヘタとえのきの石づきを、「楽ちゃん」が食べたかどうかはわかりませんが。

                  解放されたカメたちは、気ままな時間を過ごす。

                  0
                    今朝、リクガメを庭に離しました。
                    草刈り業者が綺麗にしてくれた庭に放たれたカメたちは、人の視線も気にせず歩き回っていました。


                    スイカの皮を一齧り。


                    どこかへ行くかと思ったら・・・。


                    もう一度戻ってきて、


                    スイカの皮を齧る。
                    昨日は水槽の中で小さくなっていた「ペコちゃん」ですが、アクティブに動いています。


                    四肢で甲羅をしっかり持ち上げ歩く「楽ちゃん」。


                    「ラム太郎(♀)」がフレームイン。
                    猛ダッシュでハウスに戻っていきました。


                    「楽ちゃん」はそのままどこかへ。

                    彼らの気ままな行動を見られることが屋外飼育の醍醐味かもしれません。

                    退屈な彼らは、引きこもる。

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                      敷地内に草刈り業者が入るため、昨日から一時的に彼らを室内に。
                      限られた自由とはいえ、庭で長い時間好きなように過ごした彼らにとって、水槽の中では歩く意欲も失うようだ。
                      歩きもしないから腹も減らない。退屈を凌ぐため自分の殻に引きこもり寝続ける。






                      ケージのある部屋を出入りすると視線を感じるが、外に出せないので目を合わせない。
                      申し訳ない限りだが、下手に期待を持たせるよりはよいだろう。
                      自由を奪われた彼らは、全てを悟ったかのように眠り続ける。
                      だらしなく後ろ足を伸ばしながら。

                      明日の早朝には外に出せるので、我慢をしてくれたアカアシリクガメたちにスイカの皮と桑の実をあげようと思う。
                      庭で育てている桑の木には沢山の実がつき、紫色に熟したものが増えてきた。

                      リクガメのための季節のMY野草図鑑(5月)その1

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                        リクガメに与えた野草を写真に撮り記録することは、以前からやりたかったことの一つだった。
                        野草を採集するときに限り、デジカメを持っていなかったり、写真を撮り忘れたりしてしまい、いつも反省。

                        季節の野草のまとめは、すでにリクガメのベテラン飼育者が作っているため要望はないと思うが、何を与えていたか後から振り返るためにも記録していきたいと思う。
                        不幸にもこのブログを見てしまったリクガメ飼育初心者が、餌代を浮かせるヒントにでもなれば幸いである。


                        リュウゼツサイ(竜舌菜)
                        キク科でノゲシの仲間。
                        元来は中国南部で栽培され、昭和の初めごろ(およそ100年前)に鶏の餌として養鶏農家により栽培されはじめ、それが野生化したものらしい。
                        竜の舌の形のようだから竜舌菜・・・って竜は架空の生き物だろ。しいて言うならば、蛇の舌に近い。蛇舌菜だな。
                        中国南部や台湾では、若葉を和え物やおひたし、炒め物で食べるらしい。
                        たんぽぽのように葉が柔らかいのでカメは好みそう。彼らがこれらを判別できているかはわからないが。
                        棘などもないので、見つけたら素手で採取しても問題ない。


                        ツユクサ(露草)
                        ツユクサ科。
                        日本全土のみならず、東アジアに広く分布。7月から9月に紫色の花を咲かせる。
                        花の季節に全草を採って乾燥させたものを鴨草(おうせきそう)といい、下痢止めや解熱に効くらしい。
                        この草自体に整腸作用がある(とは言っても、僅かにだと思うが)ようだから、カメの腸の働きを良くするために、見かけたら採取しても良いと思われる。
                        この草も棘などがなく、根が浅いので、採取しやすい。


                        ヤブガラシ(藪枯らし)
                        ブドウ科ヤブガラシ属。
                        日本全土だけでなく、東アジアに分布。
                        タンパク質が低く、カルシウムの割合が高いことで知られ、リクガメの餌として市民権を得ている。
                        山林だけでなく、荒地や公園のフェンスなどに絡まっているため、市街地でも手に入れることが容易。
                        道端で見つけやすいが、車の往来の多いところでは排気ガスの影響が懸念されることがある。気になる場合は、水でよく洗ってからカメに与えた方がよいかもしれない。
                        利尿・解毒・鎮痛などに薬効のある生薬として漢方では利用されるらしい。カメは好んで食べるため、気になる場合は給餌のバランスを考えた方がよいかもしれない。


                        関東は曇りがちな天気ですが、気温が高いためか、朝餌を食べに出てきていた。

                        雑草を採集しているとご老人から声をかけられることがあるので、知らない人との会話が苦手な方は、手早く採集し、速やかにその場を離れた方がよいでしょう。

                        飼育する上での試行錯誤を楽しむ。

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                          せっかくの休日も、午前は雨、午後は曇りと生憎の天気。
                          東京の池袋で東京レプタイルズワールド2015という爬虫類関連のイベントがあるので行こうと予定していたが、欲しい物はアカアシリクガメに関する洋書のみだったので見送ることに。
                          今は金魚のことで頭がいっぱいということもあるが、カメはこれ以上増やす気がしないし、増やせないし、他の爬虫類には今のところ魅力を感じていない。

                          リクガメを除いて私が関心を持つ生き物に共通しているのは、日本に住む生き物だということ。
                          一昨年の冬、夜中に家の階段のところでアズマヒキガエルを二匹見つけ、床を用意して冬眠させ、春に食事の様子を何度か観察した後に逃がしたりもした。遠くない場所に池があるため、産卵のために池に行こうとしていたのだろう。
                          日本の生き物の場合、調べる過程で、環境や生態系、歴史、文化など色々なことを得られるというのもあるだろう。

                          (リビングからギリシャリクガメの「ラム太郎」が餌を食べている姿が見える。曇りなのに出てきたようだ。)

                          どのような生き物も「決められた飼い方」があるのだが、しばらくそれに沿って飼った後、自分なりの飼い方を模索するのは楽しい。
                          私のリクガメの飼育方法は、飼育書からすれば「間違い」かもしれないが、カメのストレス軽減や生命力の向上、かつ飼育者がある程度手抜きできる方法を模索した結果によるもだ。
                          それは庭があるかないかの問題でなく、一〇年前に1Kのアパートでマルギナータとアラブギリシャを飼っていた時も、ベランダに様々な植物や水場を置いたり、室内ケージをDIYし、床に敷く土の配合を考えたり、休みの日は雑草採集にカメを連れて行き、草を摘んでいる間外を歩かせたりと、色々な工夫をしてきた。
                          25cm以上に成長した雌のマルギナータを、留守中に起きた器具の故障による発火で蒸し焼きにして殺してしまったが、この子との生活はとても楽しい思い出だ。
                          吉田誠『リクガメの飼い方』(エムピージェー出版)のマルギナータのモデルだった子で、写真からは分かりづらいが、とても可愛らしい顔つきで、甲羅の柄や色つやも良かった。
                          こうした試行錯誤の積み重ねが今のリクガメ飼育のベースにあるのは間違いないだろう。


                          image source: http://www.mpj-aqualife.com/



                          私がとても気になっている金魚についてだが、おそらく「オランダ」型のものを飼うことになるだろう。
                          30cm×30cm×30cmの水槽があるので、しばらくの間そこで飼える3cmほどの金魚を数匹選ぶことにする。

                          「どんぶり金魚」というものがあるらしいが、色々と話しを聞く限り、「飼うことはできる」というものであって、長期間飼育を前提としていないし、おそらく水槽を用意していくことになるだろうから、小型水槽からはじめようと思う。
                          大きくなって手狭になるなら、嬉しい悲鳴として、家にある大型水槽に移行すればよいと思っている。

                          一ヶ月間も空の水槽を運転させ続ける根性がないので、「水作り」(というより、バクテリア育成)の技術がなくとも殺さずに飼育できそうな方法からはじめようと思う。
                          話しを聞いた限りで、シンプルでわかりやすかったのが、オキシゲーターと投げ込みフィルター。
                          様々な意見があるのも承知だが、飼育用具などに不案内な初心者がやりやすく、「うまく行けば飼える」実践しやすい方法はあまりなさそうなので、これを試したい。
                          水の量が少ないと水中内酸素量が減りやすく、金魚にとって安全な水を保てなくなるが、過酸化水素水と二酸化マンガンで酸素を発生させ酸素量を上げるオキシゲーターの仕組みは、中学校の理科のように理解しやすい。

                          楽天ポイントで金魚用の薬品等を購入し、目で見て状態が良さそうな店から金魚の導入を試みようと思う。
                          初心者は高い確率で殺すらしいので、少しでも長く飼うこと目標に、これから記録していきたい。

                          今週のカメの食事内容を振り返る。

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                            昨日、出先で雑草が生い茂っていたので、カメたちの餌を採集してきました。
                            野草の名前はあまり覚えていませんが、ヤブガラシやヤブツルアズキ、ノゲシ、ノアザミ、ブダナなどが生えていました。
                            軍手を持っていなかったので、棘のあるものは断念し、つる性の草を中心に採ってきました。


                            朝餌場に置くと、30分後には食べに来ていました。


                            ギリシャリクガメの「らむ太郎(♀)」は、あればあるだけ食べている印象。
                            カロリーとか、腹八分目という感覚は、もちろんないでしょう。
                            誰かしらが食べているとやってきて、取り合い(横取り?)をしているようです。

                            今週の月曜からカメたちに提供したのは、カブの皮と葉、ピーマンのヘタ、無農薬柑橘の皮、小松菜の屑、ヤブガラシ、ノゲシ、ホトケノグサ、二種類の桑の葉、レタス、シロツメクサ、茹でたほうれん草の根っこ、そして昨日採集した雑草です。

                            こう見てみると、バリエーション豊かではありませんね。
                            ほうれん草やカタバミなど、シュウ酸が含まれているものは、リクガメが甲羅を作る上で必要なカルシウムの吸収を阻害するため与えない方が良いとされています。
                            ですが屋外の場合に限り、私は食べるならば食べれば良いというスタンスです。
                            カメは口に入れるものが体に合うか判断し、良くないものは吐き出しますし、ギリシャリクガメはほうれん草や柑橘の皮は口にもしません。
                            もちろん、室内の場合はほうれん草を積極的に与えることはしません。

                            また、我が家は平日、雑草以外少量しか与えないので、空腹状態のカメもいると思います。
                            屋外で過ごしている時は、それでも構わないと思っています。
                            庭にはヤブガラシやノゲシ、シロツメクサなどが生えており、懸命に探せば口にできるものはあります。
                            餌を探すためには歩かなければなりませんし、よい運動になるでしょう。
                            カメを手早く大きくして食べるわけでないので、日々満腹にさせる必要はないと思っています。
                            土曜か日曜日に多めの餌を置き、全員を集めてたくさん食べてもらっています。

                            リクガメの餌の内容、量、頻度は、飼育者の考え方によって様々あると思います。
                            生き物のことを考えながらこれらを試行錯誤するのも、飼育の醍醐味のひとつですね。

                            Hide themselves Among the Bushes

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                              少量の雨と天気により、雑草をはじめ庭の植物が勢いよく成長し、狭い庭でもカメを見つけるのが難しくなるほど笹が伸びています。
                              平日はカメを見る時間がほとんどないので、庭の水まきを終えてから彼らを探します。


                              こちらを伺っています。


                              と思いきや、「楽ちゃん」はこっちに向かってきました。


                              ピントが合わない・・・。


                              お腹が空いていたのでしょうか。
                              「迫ってきても餌はあげませんよ?」
                              餌をくれる何か、という認識でしょうが、向かってこられると嬉しいものですね。

                              続いて、他の子たちも探します。


                              発見。
                              フラワースタンドの下にいました。
                              じっとこちらを見つめています。


                              「ぼの」は大きいのですぐに発見。
                              近付きすぎると嫌がるので、写真を撮って退散。
                              この後、彼らには餌を与え、食欲もチェックしました。

                              台風が近付いてきている影響で、昨晩都内は一〇度前後まで冷え込みました。
                              屋外飼育を始めた方も、急激な気温の変化には対応できるよう、お気をつけ下さい。
                              我が家も昨晩遅く、屋内に移動させました。
                              油断は禁物ですね。

                              屋外飼育の中のカメとのつきあい方。

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                                日中の気温が二〇度以上の日が続き、先週からカメには庭で寝起きしてもらっています。
                                茂みで寝ている子たちもいますが、夜にビニールハウスの中の箱に収容し、朝そこから自由に庭に出てもらっています。

                                ここ数日の様子を見る限り、体調を崩している子はいなさそうです。
                                気温が急激に下がる日はないか天気予報をチェックしながら、梅雨の時期まで続けていこうと思います。

                                我が家の庭は不法侵入しにくい構造になっているため、盗難の危険性も少ないでしょう。
                                四方の家のベランダが向かい合っている形になっているので、庭に人がいるだけでとても目立ちます。
                                盗難は犯罪ですので、やめていただきたいですが。
                                販売を行っているブリーダーで住所を公表している方には、盗難の被害に合う方もいると聞きます。

                                さて、屋外飼育期間になると、カメを観察できる時間も少なくなります。
                                どの時間に起床しているかわかりませんし、朝に必ず餌場にやってくるとも限りません。


                                庭の植物に水をあげていると、後ろから気配が。
                                「ラム太郎」が庭を徘徊していたようです。
                                そのまま水やりを続けていると、「メシをよこせ」と言わんばかりに、後ろを付いてきます。


                                こんなに積極的に私に絡んでくることはないので写真を。
                                目で「エサをクレ」と訴えています。


                                敷地内の雑草をあげると、食べることに集中。
                                とてもお腹が空いていたのでしょう。
                                一応、今朝餌場に屑野菜を置いたのですが・・・。
                                草食のギリシャリクガメは燃費が悪いようで、毎日沢山の草を食べている印象です。


                                最近、アカアシリクガメの「ぼの」の食事している姿を見ていなかったので、ゼラニウムの茂みから探してエサの前に置きました。
                                が、草に目もくれず、私から逃げていきます・・・。
                                人を見る時間が少なくなったため、また警戒をし始めたのでしょうか。


                                体重は減っておらず、鼻水もなく、表情も・・・険しいので、好きなようにさせます。
                                この子が私に慣れることはあるのだろうか(笑い)?


                                夕方になると自分から食べに来ていました。
                                殆ど残っておらず、乾燥していますが、食べています。
                                食欲はあるみたいですね。


                                ノゲシの茎と格闘中。


                                気付かれないように撮影しましたが、「生きるために食べる」という表情をしてます。

                                屋外飼育期間中は、距離を置いた観察が中心になります。
                                見たいときに見られず人間は少し物足りないですが、側に寄ると見せない表情を観察できますし、カメたちに余計なストレスを与えませんから、屋外飼育の醍醐味だと思って我慢しようと思います。

                                あなたの産地はどこ?

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                                  海外のリクガメサイトのフォーラムを見ていると、頻繁に話題に上がるのが、Locality Identification。
                                  この子の産地はどこだろう?って話題です。
                                  海外の飼育者の多くは、トータステーブルに小さな自然界を作ってリクガメを管理しているから、飾る植物や再現温度と湿度もあって、とても気になるのだろう。


                                  日本でも爬虫類の産地が注目されることがあるけど、生態への関心というよりは、コレクターの収集欲をそそるためでしょう。
                                  「激レア」「超稀少」「日本初上陸」ってすると、高い金額をつけても、出す人は出しますしね。

                                  産地を知ったところで、日本での爬虫類飼育は水槽がメインだから、現地の植物を植えて環境を再現することができないし(植えても狭いからひっくり返されるだけ)、その情報を生かしようがないのかもしれません。


                                  日本でも、亜種の多いギリシャリクガメの産地は議論されていますね。
                                  「レアもの」かどうかってのもあるでしょうけど、生息地帯が広すぎて、冬眠可能かというのもあるでしょう。
                                  ギリシャリクガメの繁殖でローカリティを気にしている人はあまり見ませんしね。
                                  イベラギリシャリクガメぐらいだろうか?イベラギリシャも生息地帯が広すぎて、産地が特定しにくいですけれども。

                                  そういえば、ここ数年、ヘルマンリクガメもスペインのマヨルカ産とか、イタリアのトスカーナ産とか書かれていますね。
                                  産地にこだわった繁殖をされている方もいるのでしょうか?


                                  我が家のアカアシリクガメですが、二匹はベネズエラのCB(「楽ちゃん」「ぺこちゃん」)。WCの雄の曙はスリナム産です。
                                  本当はベネズエラ産で揃えたいところでしたが、ベネズエラCBは圧倒的に雌が多いらしい。
                                  孵化温度を高めに設定した方が、孵化確率が上がるのですが、そうすると雌になる。
                                  ビバリウムガイドのアカアシガメ特集にも孵化についての記事があったし、間違いないでしょう。

                                  雄を期待してベネズエラのベビーから育てるギャンブルできないのと、雄確定のノーマルアカアシリクガメが手に入る可能性を検討し、「ぼの(曙)」を迎え入れました。
                                  ここ二年ほどWCのアダルト〜セミアダルトサイズが入ってきていますが、この先続くとも限りませんし。

                                  フォーラムのこの投稿がとても面白く、アカアシリクガメも産地によって風貌が違います。
                                  ガイアナ産は砂時計型になり、スリナムは縁甲板がマルギナータみたいに少し反っています。ベネズエラは、おはぎ型でボテッとしてますね。
                                  http://www.tortoiseforum.org/threads/a-new-update-on-red-foot-types.89886/
                                  ベネズエラとスリナムの子供ならば、およそ一〇〇〇キロだから、日本だと青森と山口。
                                  許容範囲・・・。
                                  まあ、東洋辺境の民が、南米の生き物を飼育する上でのエゴですね。自覚はあります。

                                  「ぼの」を迎えた理由はもう一つありまして、グレースで数ヶ月管理された個体なので、WCでも状態が安定するだろう思ったからです。(お亡くなりになられてとて残念です。心よりご冥福をお祈りします。)。


                                  「楽ちゃん」も実は、グレースからきた。
                                  写真の上から二枚は二年前で、下の二枚は最近の「楽ちゃん」。
                                  貫禄がでてきましたね。
                                  最近、よく食べています。

                                  まぁ、可愛いですし、産地なんてどうでもよいのですけれどもね。

                                  リクガメのお迎えの難しさ。

                                  0
                                    リクガメ飼育歴が長くとも、新しい個体を迎え、状態を安定させるのは簡単ではない。
                                    生命力が強く物怖じしない個体は、新しい環境にすぐに慣れるが、爬虫類ショップやイベントにて元気に歩き、餌食いが良い個体も、環境に適応するのに時間がかかることがある。

                                    リクガメを含む爬虫類や魚類、昆虫など、外部の温度により体温が変化する変温動物は、ワンちゃんネコちゃんと違って、環境の変化に非常に敏感だ。
                                    たとえ販売していたショップと同じ温度までケージを温めたとしても、直接保温(ランプなどの保温器具により)と間接保温(エアコンによる室内温度調整)の違いや室内の湿度が異なれば、個体にとって同じ環境ではないのだ。


                                    同じ種類のリクガメを新しく向かい入れる際も注意が必要だ。
                                    飼育経験からの我が家ルールでいきなり管理し、死なせてしまうケースも少なくない。
                                    ショップで見たときよりも食欲もなく、動きも少ない理由は、その個体が環境の変化を敏感に感じ取っていると思った方がよいだろう。
                                    もちろん多頭飼育は、病気のリスクと新しい個体のストレスを考え、絶対に避けるべきだろう。他の子は大丈夫でも、新しい個体が平気とは限らない。


                                    迎えたカメが環境に慣れるまでは、ケージ内温度を高めに保ち、飼育環境を頻繁に変えず、触るなど干渉せず、飼育者側が忍耐強く待つ必要がある。
                                    ショップでちゃんと食事をとっていたならば、二、三日食べなくとも死にはしないし、鼻水を出していなければ寝ている時間がながくとも問題はないだろう。
                                    むしろ、直ぐに食べないのは、生き物として自然なことかもしれない。
                                    知らない人に知らないところに連れてこられて、出されたものを食べるのは、カメでなくとも神経が太い方だろう。

                                    (リクガメ飼育の初心者の場合、ケージ内温度を二八度に保つことが推奨されているが、これは恐らく、個体が新しい環境に慣れる前に体調を崩すリスクを逓減するため。)


                                    ちなみに、先月末に我が家にきた、アカアシリクガメの「曙」は、一ヶ月半の間、色々なお店を移動し続け、しかもWCでセミアダルトだったため、警戒心が半端ではなかった。
                                    最初の数日は人影があると顔も出さず、初日の温浴後にタンポポ類を二口食べた後、三日間何も食べなかった。
                                    温度と湿度を少し高めに設定、ケージに目隠して落ち着く環境を整え、少しずつ食べるのを待った。
                                    ケージから庭に出すときに持ち上げると甲羅の中に籠もって五分ほど出てこなかったが、最近になって一分ほどで出るようになった。

                                    迎えたカメが環境に慣れるまで、飼い主も少し神経質になりながら、忍耐強く待たなければならない。
                                    お迎えの仕方を失敗しなければ、必ずショップで見たような元気な姿を見せてくれるはずだ。

                                    屋外に出すときの体調管理

                                    0
                                      現在、アカアシリクガメ三匹は、洗濯物と同様に、朝外に出し、夜室内へ回収している。
                                      夜、気温は一七度くらいまで下がるが、アカアシリクガメ三匹が小さくなくためか、体調を崩すことはないようだ。
                                      回収する時に触れると、日中太陽光を浴びているためか、ほんのり温かい。

                                      室内では、温室用ビニールシートを掛けた棚で、個別ケージで管理。
                                      直接ランプを当てず空気を暖める方法で、二〇度にキープしている。
                                      五月下旬から屋外飼育に切り換えるために本当はもう少し温度を下げたいところだが、導入したての個体もいるので負荷はかけられない。

                                      リクガメ飼育に慣れてくると疎かにしがちになり、屋外に出す時間が長くなると放置しがちになるが、健康チェックだけは定期的にするべきだろう。
                                      チェックすべき点は、以下の項目だろうか。

                                      目 ・・・ 目力はあるか。調子の悪い個体は、虚ろな目をしている。脱水気味だと目が少し窪む。
                                      鼻 ・・・ 鼻水は出してないか。くしゃみはしてないか。
                                      四肢・・・ 手足に力強さはあるか。
                                      重さ・・・ 持ち上げた時に軽く感じないか。
                                      糞 ・・・ 下痢をしてないか。
                                      舌(口を開けてチェックできる方のみ)・・・ 舌の色はピンクか。口の中がネバネバしてないか。色が白い時は栄養的な問題あり。

                                      屋外に出すようになると尿酸を出しているか確認できなくなるので(アカアシリクガメは出さない)、レタスやキュウリなど水分補給のための野菜も適宜あげるべきだろう。
                                      水分を取らない小さな個体が結石で命を落とすこともありうるからだ。

                                      過保護にも神経質にもなる必要はないかもしれないが、慢心だけはしないよう注意しなければならない。
                                      泣きも叫びもしない彼らは、たとえ苦しい時でも、耐えているだけなのだから。


                                      エリンギを食べるアカアシリクガメの「曙(通称:ぼの)」。
                                      二回り小さいアラブギリシャの「ラム」にひっくり返されているのを目撃し、簡単に転がらないくらい強くなって欲しく命名。


                                      アラブギリシャの「ラム」は柵の中に植えられている薔薇の葉を食べようと、いつもここを行き来しているので、テリトリー意識が働いたのだろう。
                                      雌のラムが他の個体に甲羅をぶつける行動をとったことはなく、これ以降、「ぼの」にちょっかいも出していない。

                                      「曙」は我が家に来てもうすぐ一ヶ月。
                                      環境に慣れつつあり食事もとっているが、体調の変化には注意しなければならない。

                                      餌へのこだわりはありますか?

                                      0
                                        リクガメを飼育していると、道端の草に目が行くようになり、自然と雑草に(野草)に詳しくなります。
                                        そして、雑草にまつわるエピソードも増えてきます。
                                        公園や花壇などでタンポポの群生を見つけると、少しテンションが上がったり。
                                        「雑草だし、少しぐらい頂戴しても問題ないよね?」と葛藤したり。
                                        ビニール袋を持っていなくて、持ち帰ることを断念したり。

                                        カメの甲羅の成長にはカルシウムが必要で、それを多く含みタンパク質の少ない小松菜が万能食とされたこともありました。
                                        栄養価の低いレタスや水分量の多いトマトやきゅうりは、リクガメに良くないとか。
                                        ここ一五年のSNSの普及、とりわけブログでの意見交換により、今では野菜そのものの栄養価が高すぎて、餌の量が多いと急成長を招いてしまうことや、インドホシガメのような水を多く飲む種類には、レタスも水分補給のために適度にあげた方がよいと言われるようにもなりました。


                                        玄米と納豆が体に良いと言われても、毎日それだけ食べるのが辛いように、カメにも色々なものを食べて欲しいです。
                                        アカアシリクガメのように雑食でない種類は、色々なものと言っても、草ですが。
                                        どうせ日本で育ってもらうなら、季節の雑草ですね。カメにも旬のものを食してもらいましょう。
                                        桑の木の若葉をあげました。

                                        アメリカのアカアシリクガメのブリーダーの中には、人参の缶詰を与えている人もいますね。
                                        ファミレスのハンバーグに添えてある輪切りの冷凍人参のような、アレ。
                                        私がカメだったらミックスベジタブルはノーサンキューですが、ブリーダーも実に様々なものを与えています。
                                        (彼らは日本のような狭小住宅でなく広大な敷地で屋外飼育しているので、ミックスベジを与えても問題ないかもしれませんが、小さなケージ飼育を基本としている方の場合は栄養過多になると思うので、ご注意を。)


                                        ソーセージ・・・ではありません。
                                        茄子やきゅうり、ピーマン、トマトを植えるために家庭菜園スペースの土を耕したしたら、丸々と太ったミミズが。
                                        目が真剣。


                                        一〇儖幣紊△辰燭里法△△辰箸いΥ屬亡或。
                                        最近よく食べている印象です。
                                        家に来て最初の夏や去年の夏は、野草でも果物でも二口ほど食べてどこかに行ってしまい、庭で何を食べているのだろうと不思議に思っていましたが(少しずつ大きくなっていたので心配はしていませんでした。)、今年は餌場で食べている姿をよく見かけます。


                                        敷地内の草を刈り餌場に置くと、ギリシャリクガメの「ラム太郎(♀)」が出てきました。
                                        他のリクガメが食べていると、目の前に餌があっても奪いにかかる、頼もしいカメです。


                                        雑食ではないギリシャリクガメのようなカメは、食べられるだけ食べているような気がします。
                                        朝日で体を暖め、草を探し歩き回り、満足したら寝床で休み、気温が高くなるころにまた餌を探しに出て、満足したら寝床に帰り朝まで眠っています。
                                        ギリシャリクガメを見ていると、草を多く食べるカメに、人が食べるために品種改良された栄養価の高く糖度の高い野菜、そして果物を食べるだけ与えたら、そりゃ急成長するだろうし、おそらく内臓の負担にもなるだろう、と思ってしまいます。


                                        アカアシリクガメの楽ちゃんも合流。よく食べます。

                                        ちなみに、屋外飼育しているギリシャリクガメは、天気の悪い日は全く活動しません。
                                        太陽が出ていないと体を暖められないので、ずっと寝ています。
                                        室内飼育でも曇りや雨の日に活動量が少ないと思っている方もいるかもしれませんが、カメは天候を敏感に感じているようです。
                                        室内でも天気の悪い日は餌を少なくするという工夫をしても良いかもしれません。
                                        カメの腸も休まるでしょう。
                                        去年行った時に飼育員に聞きましたが、izooはリクガメに餌をあげる頻度を三日に一度にしているそうです。

                                        野生下を再現することはできませんし、そうすべきと思いませんが、人と同様に健康を考え、可愛いカメさんのためにも餌のバリエーションにも工夫をしたいものですね。

                                        楽ちゃん以外の二匹のアカアシリクガメに、柑橘系の果物をフルーツカットした時に出た皮をあげていたら、三メートル先の物陰から急に出てきて、こちらへ直進してきました。
                                        この前あげたので、他の二匹に与えていたのですが・・・。何か感じ取ったのでしょうか。
                                        謎です。

                                        アカアシリクガメの紹介と室内管理方法。

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                                          我が家にはアカアシリクガメが三匹いる。

                                          いつか繁殖をという理由から、昨年五月の東京レプタイルショーで、楽ちゃんと同じサイズの南米大陸北部のCBのアカアシリクガメの雌を購入。
                                          昨年夏の伊豆旅行でアダルトサイズのアカアシリクガメをパートナーに見てもらい、とても大きくなることと数年後に繁殖考えていることをカミングアウトした。
                                          そして、北部産のアカアシリクガメの雄を探し、先月迎え入れた。

                                          「なぜ亜種の異なるブラジル生息のチェリーヘッドアカアシガメのチップを買ったか」と厳しく問われたが・・・。ベビーサイズから育ててみたいエゴだと説明。
                                          このような購入の仕方はやっていけないと反省している。


                                          家に来て一年になるアカアシリクガメの「ペコ」。


                                          舌を出しながら餌を食べます。


                                          正面からの表情はお世辞にも整っていると言えないが、とても可愛らしい。
                                          昔のテリー伊藤みたいな斜視だね。

                                          一、二年育てられてから売られたのだろう。
                                          甲羅は盛り上がっているのは、栄養価の高い餌を貰っていたからかな。
                                          家に来た当初は足が細く、土の上だと不安定なほど歩行バランスが悪かった。水槽の中で育てられた時間が長かったのかな?昨年庭でたくさん歩いて、だいぶ改善された。


                                          リクガメが増えると、室内での温度や湿度の管理がどうしても難しくなる。
                                          可愛いカメちゃんたちに風邪をひかせたくないが、電気代も気になる方もいるだろう。
                                          我が家ではリクガメを一匹ずつ個別飼育しているが、温度と湿度管理のため、九〇cm×六〇cm×一五〇cmのスチールラックに同サイズの園芸用のビニールシートを被せている。棚に水を入れた容器を置いておけば湿度を高く保つこともでき、保温効率も良い。

                                          個々の水槽内の床材には、カメの足腰や土の保水力、尿や糞の臭いの抑制、庭の植物への再利用を考慮し土を利用。園芸用の土をベースに蛎殻灰や腐葉土、砂を混ぜている。


                                          この子は室内だと水槽に近づくと寄ってくるが、敷地内に生えているノゲシを置くも、外だと私を警戒。


                                          気になっている、よね。


                                          こちらを警戒しながらも食べはじめる。

                                          水槽の中では見られない、緊張感のあるよい表情。

                                          食いしん坊

                                          5
                                          シリアWC(wild caught野生捕獲)のギリシャリクガメの「らむ」は、ショップでキャベツを少ししか食べない個体として販売されていた。


                                          お世辞にも店内が清潔とは言えない「昔ながらの」爬虫類ショップで、リクガメの管理の仕方は異種同居させるなど良いと思えないが、表情も悪くなく歩行もしっかりし、庭に放しストレスを軽減させれば食うだろうと思ったため、家に迎えることにした。
                                          店に3ヶ月はいた個体らしく(悪く言えば売れ残り)、輸入したばかりでないなら立ち上げられるだろうと思っていた。


                                          家に来た当初は、数日間ほとんど食べなかったが、環境が変われば仕方ないだろうとこちらが我慢。
                                          4日目にぐらいに庭に出し始めてから驚くほど食べるようになった。
                                          以後、偏食もなく庭の雑草から野菜屑まで何でも食べている。


                                          イエロー(ゴールデン?)アラブギリシャに手を出したことがないが、アラブギリシャのWCは状態が一度安定すれば丈夫なのだろうか。
                                          WCのアラブギリシャは数十匹の箱詰めで輸入され、その中で生き残っているのが販売されているのだから、生命力が強そうではあるが。


                                          庭で見かける時は何かの草を啄み、野菜屑は他のリクガメの分も奪いとるほどの食いしん坊。
                                          ある意味見ていて安心する。

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