スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2017.06.25 Sunday
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    うなぎ料理 しま村 A grilled eel rice bowl (An Unagi Don)

    0

      仕事の成功のお祝いにと、妻が昼食に誘い出してくれた。

      いくつか候補があったのだが、「うなぎ」の三文字を聞いた瞬間、胃袋が鰻を食べる準備をしてしまった。

       

      お伺いしたのは、「うなぎ料理 しま村」。

      鰻に釣られて行ったので、何の前情報も入れていなかったのだが、外観はあの鰻屋のイメージではなく、何ともモダンな。

      葬式後のご一行とすれ違ったので、ここら近辺では「ハレ(死と関連するイベントをケガレとする考えもあるが、ここでは柳田国男の定義した非日常の意味)」に使われてお店なのだと認識。

      ミシュラン1つ星(2011年)だったらしく、高級店の鰻に期待が膨らむ(もっとも、ミシュランの星の数で料理が美味しくなるわけではないが)。

       

      オススメは鰻釜(養殖うなぎ)らしい。ひつまぶしのように食べるようだ。

      天然うなぎかと思ったので、少し意外に思ったが、値段を見ると昼ならばそこそこ良いフレンチコースが食べられるほどで、確かに簡単にオススメできる価格ではない。

      養殖うなぎ重(特上)と鰻釜(竹)を注文。

      (うなぎの旬の秋ならば、天然ものに惹かれたかも知れない。)

       

      35分ほどお待ち下さい、とのこと。

      鰻釜は炊きたてのご飯を用意するとのことなので、時間がかかるようだ。

      とにかく期待。胃袋が鰻を欲している。

       

      うなぎ しま村うなぎ しま村

       

      頂いた感想。

      一口目は、タレの味がガツンとくると想像していると、「お?薄いのか?」と思ってしまう印象。

      二口、三口と箸をすすめると、それほど物足りない味ではないので、おそらく上品な鰻のタレなのだろう。

      天然うなぎを売りにしている店らしいので、おそらく、天然物特有の鰻の香りを堪能してほしい、という意図だろうか?

      何十年も継ぎ足した、あのドロドロとした秘伝のタレの強烈なインパクトはないので、もしかしたら好みがわかれるかもしれない。

       

      養殖とはいえ特上の鰻。

      丁寧な仕事がほどこされ、蒸されたあと焼かれているので柔らかく、脂の旨味も良い。

      愛知や静岡のものを使っていると書いてあったが、特上にしては鰻の厚さが少しものたりない、かもしれない。

      理由はおそらく鰻の保存法にあるのではないだろうか。天然物を年中提供できる理由は、地下水を引いた近所の生け簀で保存していることにあるらしい。これと関連してそうだな、と。静岡や愛知と水質も違いますし。

      料理の味は美味しかったので、非常に満足しました。

       

      ごちそうさまでした!

       

      そして、あまりこういうことは書きたくないが、お店のために一言注文。

      「ハレ」の機会に、高級な店で、上品な鰻を頂く。従来の鰻屋の概念を覆すことには、成功している。

      であるとするならば、接客は改善した方がよいと思われる。

      電話で「予約していませんが、二名でこれからいただけますか?」と確認してから伺った。

      若い男性(おそらく板場。忙しかったため仲居さんが取れなかったのか?)の電話対応も、行って良いのか悪いのかわかりにくく、「テーブルなら大丈夫です」と店に行ったことのない者には「?」の回答をされ、名前を聞かれなかったので、飛び込みも歓迎なのかと思っていたが、入り口での第一声が「ご予約ですか?」は、びっくりした。

      「いらっしゃいませ。ご予約を頂戴していますか?」ならば理解できる。が、先ほど電話したと伝えても、「そうですか」との返答。門構えが良いだけに、結構びっくりした。

      そして、仲居さんの着物の着付け、歩き方、料理の説明の仕方など、高級店の接客の水準にはほど遠い。

       

      「鰻も久々だったし美味しかったね」と妻と言い合い、お祝いしてくれたことにも感謝。

      そのうち書きますが、先週もフレンチレストランで誕生日を祝って貰ったので二週連続でしたし。

      「また来たい?」との質問に、「うーん、数年後」と答えてしまった。

      「美味しかったし、料理には満足したんだけどね」と妻。

      本音を言わなくても、伝わっているようだった。

       

      I had eaten a grilled unagi(eel)rice bowl that is one of the Japanse traditional popular foods for the first time in a while.

      If you had never eaten a grilled eel rice bowl, I would recommend that you try it.

      An eel bowl(Unagi Don) tastes like teriyaki source! 

      I'm sure you'll like an eel bowl!!!


      千代の舎 竹村 御堂椿

      0

        東大寺二月堂の修二会の時に、奈良の老舗和菓子店では椿菓子が作られる。

         

        先月上旬の出張の際、「千代の舎 竹村」さんで御堂椿を注文し、先月末送っていただいた。

        甘すぎない、春の訪れを感じさせる優しい味。

        母親の友人が竹村さんの生菓子が好きで、茶道のお稽古でもよく使っていたらしい。

        ごちそうさまでした。

         

        三月中旬から下旬に訪ねるならば、白毫寺

        境内に所狭しと植えられた椿が一斉に花を開きます。

        晴れた日には奈良平野を一望でき、春の到来を体全身で感じることができます。

         

        何かと縁がある奈良。

        またの訪問が楽しみです。


        中華名菜 孫 六本木店

        0
          新国立美術館の近くにある中華料理店。
          現在放送中のNHK朝ドラ「まれ」に出演している孫成順さんがオーナーシェフの店。

          NHKあさイチの料理コーナー「夢の3シェフ」で家庭で作れる中華も紹介していました。
          25歳の時に中華料理の最高位「特級厨師」の資格を取った天才シェフのようです。
          あさイチでは彩りについて口癖のようにいつも言っていたのが印象的です。
          番組で紹介された「春菊とイチジクのサラダ」は我が家の定番料理で、フルーツをグレープフルーツやリンゴなどを使ったりしてアレンジしています(本記事下段に記載)。

          そんな孫さんのお店に先日行きました。
          入口に金魚が入った直径70僂曚匹梁臠があり、丹頂や出目金が10匹ほど泳いでいました。
          平日の昼間でしたが人も多く高齢層が中心でした。

          値段設定が高く、麺類で1500円、セット(ご飯、副菜2品、スープ、デザート付)だと2000円ほど。
          麺の気分でなかったので、牛肉とまこも茸の炒めと海老の湯葉巻の甘酢和えを注文。
          2人以上で頼むと、1人前ずつに取り分けでサーブされるようでした。


          トマトが入ったあっさり味の中華スープ。


          湯むきした茄子に白ごま味噌ソースをかけたもの。
          とても薄い味付けで、茄子の味がしっかり感じられる。
          「中華=濃い目のパンチのある味付け」をイメージして食べると驚くほど。


          茹でた豚を酢とラー油、香味で和えたもの。
          これも薄めの繊細な味付けで、棒棒鶏のような味をイメージすると肩すかしにあう。
          ここまで写真を見ているとわかるように、皿にもこだわりがあるようで、中華料理屋でよく見る白い皿ではありません。
          料理番組で彩りについて言及していたように、見た目の印象をとても大事にする料理人のようです。


          醤油ベースの味付けで、これは濃い目の味付け。
          辛さなどの刺激はなく、中華料理にしては「優しい味付け」かもしれない。
          これを繊細と捉えるか、それとも物足りないと捉えるかで、この店への評価が分かれそう。


          海老を湯葉で巻いて揚げ、酢の効いたチリソースに絡めたもの。
          これも味はしっかりしているが、辛さもなく、「あっさり」した味付け。
          エビチリの味付けを想像して食べると裏切られるでしょう。


          杏仁豆腐にイチゴソースをかけたデザート。

          今回は味を思い出しながら書いていますが、中国人の店員さんは基本的に料理の説明をしません。
          おそらく聞けば答えてくれますが、2人で頼んだものを1人前ずつわけて提供することも説明してくれなかったので、「同じものが2つ!?しかも少ない!?」と驚いてしまうほどでした。
          こうした対応と中華料理イメージとは異なる上品さから、好みが別れてしまうでしょう。

          ただし、このお店が提供している料理が宮廷料理だと理解すれば、誤解も解け、むしろ中華料理に素材の味を生かした繊細な味付けがあるのだと発見することになるでしょう。
          少々高いですが、中華料理への固定観念を覆すためだけでも、十分に行く価値のあるお店だと思います。
          美味しかったので、また行きたいと思います。

          ごちそうさまでした!!

          ______
          孫さんがあさイチで紹介した「春菊といちじくのサラダ」レシピ
          材料(2人分)
          ・いちじく・・・3コ
          ・キウイ・・・1コ
          ・春菊(葉の部分)・・・40グラム
          ・れんこん・・・100グラム
          ・塩・・・小さじ2分の1

          ・鶏ささみ・・・100グラム
          ・塩・・・大さじ1と2分の1
          ・水・・・2リットル

          <香り油>
          ・にんにく・・・1かけ
          ・赤とうがらし(輪切り)・・・小さじ1
          ・サラダ油・・・大さじ2

          作り方
          1.鍋に湯を沸かし、塩(大さじ1と2分の1)、鶏ささみを入れ、強火で2分ゆでる。火を止め、15分置いて、余熱で火を通し、手で裂く。
          2.れんこんは皮をむき、厚さ1ミリの薄切りにする。沸騰した湯をかけ、水にさらして、水けを切る。
          3.いちじくの皮をむき、6等分に切る。キウイは皮をむき、厚さ7ミリ〜8ミリの輪切りにする。にんにくは薄切りにする。
          4.フライパンを熱し、弱火にしてサラダ油・にんにくを入れて香りが立つまで炒める。
          5.赤とうがらしを耐熱の器に入れ、(4)の油をにんにくごとかける。
          6.大きめのボウルに(1)の鶏ささみを入れ、(5)の油をかけてあえ、れんこん・塩を加えてあえる。
          7.キウイを入れて全体に味をなじませる。
          8.いちじくを入れてあえ、春菊の葉先を加えてザックリとあえる。

          元祖 鴨南ばん 本家

          0
            神奈川県藤沢市の湘南台駅近くにある蕎麦屋。
            ここのお店は、鴨南ばんの元祖の味を引き継ぐ店です。

            鴨南ばんは江戸時代の1810年ごろ、笹屋治兵衛が日本橋馬喰町で長崎の「南蛮煮」をもとに考案したことがはじまりだそうです。
            笹屋治兵衛の店は、7代目が日本橋界隈から湘南台へ本家を移転させ、現在の8代目が伝統の味を守り続けているのだそうです。

            このお店は、鴨南ばんや鴨せいろを950円とリーズナブルに提供しています。
            ですが、名物は「初代 治兵衛の鴨南ばん」と言ってもよいでしょう。
            1400円と少し高いように見えますが、一年を通して入手しやすい合鴨でなく、青森県産の本鴨を使用しております。
            「治兵衛の鴨南ばん」には決まりがあり、真鴨肉三枚とたたき骨二本、短冊に切ったネギ(江戸野菜の江戸千住葱を使用)を入れます。

            それが、こちら。


            美味しそうでしょ?
            漆の蓋が被せられ提供され、空けると柚子の香りが広がり、続いて出汁の香りが漂います。

            鴨のガラから出ている出汁がとても美味しい。
            本鴨の肉は弾力がありつつも柔らかく、肉の味も濃いです。本当に旨い!
            臭みはほとんどありませんが、鴨肉の独特の香りもあり、鴨好きにはたまりません。
            合鴨とは別物だということは、肉の旨みですぐにわかると思います。旨みはあるのに嫌な脂っぽさもありません。
            蕎麦は細いながらも硬さがあり、食べ終わる前にふやけて伸びきることもありませんでした。

            とても美味しかったですし、機会と懐事情が許せばまた食べに行きたいと思うほどでしたが、強いて言うならば、もう少し蕎麦の香りが強ければ、というのは、わがままでしょうか?
            本鴨の出汁が美味しくて、とても味が強い分、蕎麦の影が薄く感じられてしまいます。
            これは相対的なものだと思いますが。それほど出汁は鴨の味が出てて美味しいってことです。

            鴨好きは食べる価値ありです。
            1400円は一見高そうに見えますが、十二分に満足できるものだと思います。
            近くに行った際は、是非お立ち寄りください。

            ごちそうさまでした!

            鴨屋 そば香 菊名店

            0
              神奈川県のお蕎麦屋さんです。
              東急東横線の菊名駅東口のすぐ側。

              先週の土曜日、横浜方面への用事があり、菊名で遅めの昼食を取りました。
              席数は全部で20席ほどと多くはありませんが、14時にもなるのに店内は満席。
              胃は蕎麦を受け入れる体勢だったので、外で待つことにしました。

              常連と思われるお爺さんがやってきて、世間話をしながら待つことに。
              「ここは美味しいのか?」という質問に、「味とか人気とか気にせず、駅から近いからたまに来る」とのこと。
              なんだか煮え切らない返事でしたが、たまに食べに来ても良い店ということなのでしょう。

              5分ほど待って店内へ。
              店内は鴨を焼く香ばしい匂いが充満。
              「鴨せいろ」と「つけ鴨カレー蕎麦」がオススメらしく、「鴨せいろ」を注文。
              ミニ茶漬け風ご飯セットもありましたが、蕎麦を食いに来て、米で腹を満たしたくないので、蕎麦多めを注文。
              またまた写真を取り忘れてしまいました・・・。

              ここからが感想。
              下調べ等をしていなかったので驚きましたが、つゆにとろみが付いている。
              しかも、ゆるいとろみでなく、中華丼の餡のように強めのとろみが。
              なるほど・・・。ご飯にかけるのね。だから、ご飯セットか。

              蕎麦は北海道の北空地産のそば粉を使った細め。
              そば粉の香りもしますし、細いながらも歯ごたえのある堅さ。

              さて、つゆに浸けていただこうかと・・・。
              「お、おう。こうきたか。」というのが最初の感想。
              つゆが美味しくないとか、鴨の臭いがどうのこうのとか、そういう問題でなく、蕎麦つゆというより、餡絡め蕎麦だ・・・。
              しかも、ご飯にかけることを前提としているためか、味が濃い。
              餡が蕎麦に沢山絡むために、すこししょっぱい。
              蕎麦は餡に完全に敗北。

              美味しくないわけではありません。
              餡は焼いた鴨の香ばしい香りとネギがたっぷり入り、ベースの出汁も効いている。
              単体としては面白い。鴨肉を食べると美味しい。
              けれども、鴨せいろ・・・なのだろうか?というのが正直な感想。
              いつも食べている「鴨せいろ」と比べると、つゆと蕎麦の関係が異種格闘技のように感じられてしまう。
              お相撲さんVSボクサーみたいな。

              私は蕎麦屋に行くと余程のことがない限り「鴨せいろ」を頼むほど思い入れが強いので、ちょっと違うな、と思ってしまいました。
              好きな方は好きになると思うので、是非一度足を運んでみて下さい。
              何度も言いますが、美味しくないわけではありません。
              単体は美味しい方だと思います。
              鴨せいろ単品は一〇〇〇円未満で、鴨せいろの値段としては安いと思います。

              ごちそうさまでした!

              マグロ大好き日本人。(近畿大学水産研究所 銀座店)

              0
                私が子供のころは、養殖の魚の刺身など食べられたものでなかった。
                運動量の少ない魚は余分な脂があり、口の中にその臭いが残ったことを覚えている。
                幼少期から日本海の白身魚を食べてきた私にとって、マグロに対する思い入れはほとんどなく、一年で五回も食べることはない。

                日本全国でこれほどマグロが食べられている理由を説明するならば、全国津々浦々で「無難な高級魚」というイメージがあったからだ。

                高度経済成長期(一九六〇年代後半)に個人や家族での旅行が大衆的なものとなったのだが、宿泊先のホテルや旅館で出る刺身に対し、旅行客からの苦情が殺到した。
                「この魚の刺身は地元でも食えるし、鮮度の良い地元のものの方が旨い」と。
                当時、旅行をすることは何年かに一度の贅沢で、旅先で食べるものや見るものに対し、大きな期待があった。
                ところが、旅行客は全国からやってくるのだから、旅館側は何の刺身をもってもてなせば良いか大いにな悩んだ。
                せっかくの大枚を叩いた旅行なのに、千葉や茨城の旅館がカツオの刺身を出せば、高知からの客が何か言いたくなるのも、わからなくもない。

                ということで、もっとも苦情がでない「無難な高級魚」として選ばれたのが、マグロ。
                それ以後、どこの地方に行けども、旅館やホテルではマグロの刺身がでるようになった。

                マグロ=「高級魚」とイメージが一度できあがれば、それが全国津々浦々まで広がるのはたやすいことだった。
                技術の進歩と物流の高速化により、どの地域にでも鮮度の保たれた魚が運べるようになり、全国に回転寿司ができ、どこの回転寿司にもマグロが並ぶ。
                マグロ大好き日本人のできあがり、というわけだ。

                そんなこんなで、日本人の大好きなマグロ。
                養殖技術は進化し、刺身で食しても美味しいもになりました。

                近畿大学水産研究所 銀座店に行って参りました(これも先月ですが・・・)。


                注文したのは、「近大マグロと選抜鮮魚のお刺身ご膳」2480円。

                食した感想は、とても美味しいマグロ。
                臭みもなく、脂もしつこくなく、下手な天然物よりも美味しいだろうし、おそらく普通の人なら一緒に出されたら天然物との区別はつかないだろう。それほどの質。
                養殖技術もここまで進歩したのかと関心。

                個人的な感想として、とても美味しかったのがハマチの刺身。
                ハマチの刺身の美味しさには驚いた。脂っこくなく、後味に臭みも残らない。
                その他のお魚、シマアジなども美味しいです。文句の付け所がない。

                値段が少しお高いですが、技術進歩への驚きも含め、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

                お時間に余裕のある方は、開店時間の11時30分よりも前に並ぶことをオススメします。
                なぜか席が空いているのにもかかわらず客を入れず、外に行列を作らせていましたので、長時間並ぶことになります。

                入り口レジ横には、本日のマグロのプロフィールがありますので、確認するのを忘れずに。

                ごちそうさまでした!

                Parlour Laurel

                0
                  東急大井町線の九品仏駅と尾山台駅の中間にある一九八〇年開業のケーキ店。
                  地元の住民に愛されるケーキ屋さんで、閉店間際の七時頃に行ったが、休日のお出かけの帰り際にちょっと寄って買って帰る家族や女性も少なくなかった。

                  オーナーシェフの武藤邦弘氏とパリで修業してきた康生氏が親子二代で技を凌ぎあっているお店で、ショーケースの中で伝統的な洋菓子とモダンなケーキが競合している。何も知らずに初めて来る方は、そのショーケースに不思議な印象を持たれるだろう。
                  お恥ずかしながら、パートナーに付いて行っただけの私は、店にあった雑誌に目を通して、その違和感の理由を理解した。

                  小さなスポイトが刺さった、「ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」と康生氏の「シチリア」というケーキをイートインで注文。

                  ゴルゴンゾーラの焼チーズケーキ(写真を取り忘れ・・・)は、しっとりとし、舌触りはなめらか。
                  ゴルゴンゾーラの濃厚な味はあるのだが、控えめな甘さと仄かな塩気、尾を引かない後味が好印象。
                  チーズの香りが口の中いっぱいに広がり、ブルーチーズ好きは気に入るだろう。
                  小さなスポイトの中には蜂蜜が入っており、それを垂らすことで甘みを足し、そしてチーズの香りをより引き立たせることができる。
                  蜂蜜をかけて食べるゴルゴンゾーラのピッツァがあるぐらいだから、この組み合わせが合わないわけがない。


                  こちらがシチリア。
                  三日月型のチョコムースの表面にシチリア産のピスタチオパウダーを纏わせている。
                  ムースの中は、ベリーソースとチョコミルク・ピスタチオムース、チョコスポンジで、切り口の層も美しい。
                  ケーキの口当たりは柔らかく、見た目のインパクトからは想像できないほどの優しい甘さ。
                  ケーキの上部のピスタチオ、オレンジピール、ラズベリーと食べると、異なる味わいを楽しめる。
                  オレンジピールと一緒に食べた時が美味しかった。

                  新旧の技を一度に堪能できるとても興味深いお店なので、また足を運びたいと思います。

                  ごちそうさまでした。

                  BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO

                  0
                    先月末、私の誕生日のためにパートナーがランチの予約をしてくれた。

                    BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO。
                    銀座中央通りのシャネルビルの一〇階にあるリストランテ。
                    史上最年少でミシュラン三つ星を獲得したアラン・デュカスとシャネルのコラボレーションで知られているが、ブランドによる博付けをすべて削ぎ落としても、このリストランテのクオリティは相当高い。
                    (私はプレタポルテのレディースのコレクションを見るのが好きで、シーズン毎にチェックしているが、ブランドネームだけで高評価するほどミーハーでも、お人好しでもない。)

                    まず、店内の雰囲気が素晴らしい。 天井が高く開放的で、なお且つテーブル間の距離を広く取っている。
                    音も上に抜けるので周囲の音も五月蠅くなりすぎず、二時間以上かけてコース料理を堪能するのにストレスを感じさせない。
                    壁や椅子にシャネルのベージュのツイードを使い、店内は落ち着いた色合い。


                    サービスも申し分ない。 三、四人のユニットで四つのテーブルを見ているようで、目配りが行き届いている。
                    動き方もよく訓練されているためか、とてもスムーズである。
                    京都の嵐山吉兆のもてなしをとても気に入っている茶道家の母親が、この店のサービスに偉く感動していた。


                    そして、料理。
                    一つ一つの料理が繊細で、コース全体での満足感が計算されている。
                    一つの料理としての完成度が高くとも、食べ疲れしてしまうコース料理もあるが、ここはそうではない。
                    総料理長の小島景氏は、フランスで一五年間修業し、そのうち一〇年間をフランク・セルッティ氏の下で腕を磨いつたそうだが、料理の出し方、味、量、プレゼンテーションに感動して師事したという。
                    コース全体のバランスの良さからも、その意識が感じ取れる。


                    私は、シェフのオススメコースを。


                    フランスから空輸したメバルのポワレ。
                    エシャロットのソース。タコのブレゼ(蒸し煮)も添えられている。
                    メバルは白身魚の中でも味がしっかりした方なので、魚が持つ旨味を引き出す、レモンの酸味とバターのあさっりとした味付け。


                    こちらもフランス産の鳩のロースト。
                    鳩から取った血液と内臓を使った濃厚ソース。刻んだオレンジピールがほのかな酸味をプラス。
                    鳩肉の独特の香りに負けないソース。
                    肉はしっとりとしつつも、しっかりとした弾力。
                    噛むごとに鳩肉の旨味と独特の香りが口の中で広がる。

                    こちらはパートナーの方のメイン。


                    マダイのオーブン焼き。
                    ウイキョウとカブを揚げたものが添えられています。
                    中が驚く程しっとりとしていたとか。


                    乳飲み子豚のロースト。
                    ローズマリーの香りがしっかりとするソース。
                    アンディーブとラディキオのソテーが添えられている。
                    表面の皮が、少し固めの煎餅ぐらいパリパリに焼かれている。
                    少し切りにくいですが、口の中にいれると子豚の柔らかさとパリパリの食感が絶妙だとのこと。


                    私がこのリストランテをとても高く評価するのは、これほどのクオリティを提供しながらも、リーズナブルなこと。
                    ランチの最も安いコースで五五〇〇円(平日)、メイン魚と肉の二品のコースで九〇〇〇円。
                    コストパフォーマンス抜群。
                    何度行っても、また行きたくリストランテです。


                    みなさまも、大切な方といかがでしょうか。

                    ごちそうさまでした。

                    松玄 恵比寿店

                    0
                      恵比寿に行った時の楽しみが、旨いランチ探し。
                      数週間に一度なので、朝の電車の中から昼飯のことで頭がいっぱい。

                      結局、いつも蕎麦に落ち着いてしまうのだが。

                      この日は松玄へ。

                      蕎麦屋に行くといつも鴨せいろを頼むのだが、この日は何故か天ぷら蕎麦を注文。

                      野菜三種に海老、穴子とランチにしては豪華な天ぷら。
                      揚げ方も悪くなく、普通に美味しい。
                      瑞々しさをうまく閉じ込めた茄子の天ぷらが好印象。

                      そして、もり蕎麦。
                      面は細めだが、コシは強め。
                      つゆは美味しいのだが、個人的には結構濃いめ。
                      蕎麦の五分の一しかつけなかったが、蕎麦が・・・負けてしまっている。
                      美味しかったですけれどね。

                      ランチのバリエーションが豊富で、変わり種蕎麦も多く、よいお店だと思います。
                      お蕎麦屋というより、お蕎麦も食べられるお店みたいですね。

                      隣のおじさまが食べていたカレーうどんの匂いが強烈でした。

                      ごちそうさまでした!

                      | 1/1PAGES |

                      PR

                      calendar

                      S M T W T F S
                           12
                      3456789
                      10111213141516
                      17181920212223
                      24252627282930
                      31      
                      << December 2017 >>

                      selected entries

                      categories

                      archives

                      recent comment

                      • リクガメ飼育の模索
                        ちゃかぽん (06/25)
                      • リクガメ飼育の模索
                        わきんなますた〜 (06/24)
                      • アメリカのカメブリーダー、クリス・レオン氏の紹介 "An American top Chelonia breeder, Chris Leone"
                        ちゃかぽん (06/14)
                      • アメリカのカメブリーダー、クリス・レオン氏の紹介 "An American top Chelonia breeder, Chris Leone"
                        ポタカ (06/14)
                      • アメリカのカメブリーダー、クリス・レオン氏の紹介 "An American top Chelonia breeder, Chris Leone"
                        ちゃかぽん (06/12)
                      • アメリカのカメブリーダー、クリス・レオン氏の紹介 "An American top Chelonia breeder, Chris Leone"
                        カメさん日記 (06/11)
                      • アメリカのカメブリーダー、クリス・レオン氏の紹介 "An American top Chelonia breeder, Chris Leone"
                        ちゃかぽん (06/07)
                      • アメリカのカメブリーダー、クリス・レオン氏の紹介 "An American top Chelonia breeder, Chris Leone"
                        わきんなますた〜 (06/07)
                      • ビルマホシガメの成長記録 + 甲羅成長のメカニズム、結石予防
                        ちゃかぽん (06/05)
                      • ビルマホシガメの成長記録 + 甲羅成長のメカニズム、結石予防
                        まころん (06/05)

                      recommend

                      自民党―「一強」の実像 (中公新書)
                      自民党―「一強」の実像 (中公新書) (JUGEMレビュー »)
                      中北 浩爾
                      自民党の「強さ」はどこにあるのか?
                      その「強さ」は盤石なものなのか?

                      自民党内外の構造を分析した、政治学者による優れた研究書。

                      自民党政権は今後もしばらく続くと著者は評しているが、果たして・・・。

                      recommend

                      腐りゆく日本というシステム
                      腐りゆく日本というシステム (JUGEMレビュー »)
                      リチャード・カッツ
                      日本の経済・産業構造の問題点は、バブル崩壊以前から放置されてきた。

                      1999年の本だが、日本経済の問題の核心を突いた隠れた名著。

                      金融緩和、調整インフレ、慢性的個人消費の落ち込み。

                      あれ?これ最近の本?と驚くこと間違いなし。

                      子供・孫たちが生きる日本の将来を真剣に考えるきっかけとなる一冊。

                      recommend

                      老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書)
                      老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書) (JUGEMレビュー »)
                      野澤 千絵
                      これから家を買う方、建てる方、その場所で、その物件で、本当に大丈夫ですか?
                      水道・ガスのインフラが、数年後には、なくなるかもしれませんよ?

                      家を買う前の必読書。

                      links

                      profile

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode

                      powered

                      無料ブログ作成サービス JUGEM

                      フリースペース